学生のアルバイトは時間の切り売り

大学生になってから僕はアルバイトを経験することになった。

経験したバイトは以下に上げるものである。

・新聞配達:3万

・居酒屋(ドリンク&ホールスタッフ):3万

・新聞社の事務:10万

・新聞用高校入試の紙面づくり:3万

・カフェ:4万

・じゃがいもの収穫:1万

・議員選挙の新聞社でのスタッフ:10万

・テレビ局の泊まり事務:7万

・その他短期バイト:1万程度

 

我ながら4年間でいろいろなバイトをしてきたように思う。

基本的に事務系のバイトが多いが、それは僕の性格的な問題が多いだろう。

この生活の中で得た収入の多くは食費と部活動費に回っていった。

 

大学院生になった今、後悔の意味も込めて振り返り今後の方向性について考えて見ようと思う。

 

アルバイトを始める上で非常に重要な項目は以下のものだった

1時給

2待遇

3距離

 

1時給

言わずもがな、働く上で非常に重要な項目である。

最低賃金で働こうという人は少ないと思うので、皆どれだけ最低賃金より高いかを基準にしているところがあるのではないだろうか?

ちなみに5大都市で比較すると

札幌:764円

東京:907円

名古屋:820円

大阪:858円

福岡:743円

 

最高:東京

最低:宮崎&沖縄 693円

引用元

www.mhlw.go.jp

 

当時私は北海道に住んでいた。アルバイトを最低賃金で募集するところが多く(すすきのや札幌駅周辺の混雑するところを除く)、大学近辺ではその傾向は色濃く出ていた。

 

2待遇

週3日〜、終電対応OK、交通費支給など

 

3距離

これを考える人はどれだけいるのだろうか?
私は通勤時間なども含めて仕事を考えていた。

どういうことかというと

大学からバイト先までかかる時間+勤務時間+バイト先から自宅までかかる時間=労働時間

ただの移動費かもしれないがちりも積もれば山となるという諺があるように、蓄積すると膨大な時間となるのである。

考えてみと貰えばわかるが、週3日の勤務で移動時間が往路30分、復路30分とした場合一回の勤務につき1時間のロスが存在することになる。単純計算で月に12時間ものロスが起こっていることになる。

もちろんこの時間を電車内で読書や勉強に使うという方法もあると思うが、学生がバイトするところなんてたいてい自転車圏内であるからして(そもそも勉強する気があるのか、時間を有効活用するきがあるのかどうかは別として)勉強している時間はないのではないか?

 

以上の3点を踏まえて考えてバイト先を選定していた。もちろん、やりたいことを優先していたが・・・。