はみだす力
はみだす力
最近、元気が無いから書籍を読もうと考えて手に取った一冊。
手に取った理由は単に目に留まったから。
著者はスプニツ子さん。
名前の由来はロシアの宇宙開発に寄るものだそうだ。
イギリスのインペリアルカレッジを卒業し、アーティストとして活躍した後に縁あってMITの助教授になられたというすごい経歴を持つ方だ。
そんな方の生き方が簡潔にまとめられた書籍が「はみだす力」。
彼女の人生を簡潔にまとめており、人生のタイミングタイミングで得た経験をわかりやすく示している啓蒙本である。
今回の本で改めて実感したのは「誰のための人生なのか?」ということだった。
他人と比較してもあまり意味が無いというのは頭では理解していたが心から理解することは無かった。
しかし、今回の書籍を読んで感じたのは人生をどう生きるかは自分自身だし、どういうメガネをかけて世界を見るのかは自分自身だと実感した。
加えて、自分に自身を持たせるにはハリボテでもいいから大きく見せるしかないんだということ。
読んだからといって何かが大きく変わったわけではないが、非常に有意義な気付きをくれる一冊だった。
人生という名の冒険は続く・・・