大学生のインターンシップ

インターンシップなんかに行くよりも先に研究室に入って学会に一回出て来い!


これは最近思った個人的な自論である。

正直大学生がインターンシップに行くのはあまりメリットがないと思われる。

継続的に行うのならば、なにかしらの積み重ねが目的ならばいいのかもしれないが、基本的に行く意味は無い。

 

それは多くの場合インターンシップとは”労働力搾取”だからである。

働くとは時間を提供して対価を得ることに他ならない。これをどれだけ最大化できるかが働く上でのポイントになる。

だから、就職する際の多くの学生は平均年収の高い会社を選ぶのだろう。これは自身の労働力という対価を最大限高く売るために年収というものを基準にして行う活動であると筆者は認識している。

だからこそ、インターンシップには行く意味が無い。

インターンシップに行っても、多くの場合が短期的に”気持ちいい”刺激をもらって帰るだけで何かしらの経験が積めるかというとそんなこともない。

新規事業立案ひとつとっても、そんな短時間で立案できるのであれば苦労はしない。給与も出ないことが多く、一瞬の快楽を得ることに焦点を当てすぎた活動になっている可能性がある。

そういった活動をするよりは自分の興味のある研究室のゼミに顔を出して、研究活動に参加させてもらったり、雑誌会で論文を読んでみることのほうが有意義だと感じる。

 

仮にインターンシップに行くのであれば、

・短期的に集中して複数社重なるように行く。

・高給与がもらえるインターンシップに行く。

・短時間でもいいから継続して働けるインターンに行く。

くらいしかやることがない。

 

短期集中でインターンシップに行き経験を貯めるか、高給与をもらいながらある程度の機関働いてみるか、バイト感覚で長期間続けて仕事の全体像をみながらロールモデルを探してみるか。

 

ほかにもあるとすれば、就職先の会社でインターンすることくらいではないだろうか。

 

いずれにしろ学生という時間はモラトリアムの期間である。

成長したいと切望する人には大学はあまり刺激的ではないだろう。

自分勝手に勉強したい人にとっては恵まれた環境だろう。

 

どう生きるのもいいけど、インターンは個人的にはあまりお勧めしない・・・。

 

人生という名の冒険は続く・・・。